みさとサンバルについて語る田中利典さん(左)と紗江さん=島根県美郷町都賀本郷
みさとサンバルについて語る田中利典さん(左)と紗江さん=島根県美郷町都賀本郷
島根県美郷町の食材や薬草で作ったみさとサンバル
島根県美郷町の食材や薬草で作ったみさとサンバル
みさとサンバルについて語る田中利典さん(左)と紗江さん=島根県美郷町都賀本郷 島根県美郷町の食材や薬草で作ったみさとサンバル

 インドネシア・バリ島マス村から島根県美郷町に移住した地域おこし協力隊の夫婦が、インドネシアの辛味調味料「サンバル」を商品化した。美郷町と友好交流するマス村で長年暮らし、本場で教わったレシピを基に町内の食材や薬草を加えた。地元の道の駅で扱うほか、町のふるさと納税の返礼品に使われ、友好交流のPRに一役買う。

 夫婦は田中利典さん(43)、紗江さん(41)=美郷町都賀本郷。利典さんは2003年から、紗江さんは1999年からバリ島に居住。日本での生活を考える中で、町とマス村の交流を知り、2020年8月に移住した。

 サンバルは、焼き飯の「ナシゴレン」、鶏肉を揚げた「アヤムゴレン」などインドネシア料理に欠かせない調味料。各家庭の味で毎日作るという。

 商品化した「みさとサンバル」は、テラシーと呼ばれるエビの発酵調味料以外、唐辛子やニンニク、パプリカ、レモングラスなどほぼ町内の食材を使った。薬草栽培に力を入れる町の特徴を加えようと、薬草のトウキとノビルを入れた。日本人でも食べやすいよう辛さを控えめに仕上げた。

 爽やかな辛味とコクのあるうまみが食欲をそそり、焼き魚や肉など幅広い料理に合う。味噌(みそ)やマヨネーズと混ぜて野菜スティックのソースにしたり、ギョーザにつけたりするのもおすすめという。

 田中さんは「サンバルをきっかけに、町とマス村のつながりを知ってもらいたい」と話した。
70グラム入りで680円。道の駅グリーンロード大和(美郷町長藤)で扱うほか、ふるさと納税仲介サイトで1万2千円以上の寄付に、3個セットを贈る。