入院中の子どもたちを元気づけようと、江津市出身の童画家、故・佐々木恵未さんの作品を展示する恵未童画館(江津市嘉久志町)が1月31日、島根県立中央病院(出雲市姫原4丁目)の小児病棟に佐々木さんの画集3冊を贈った。
病院で贈呈式があり、恵未童画館の本藤和恵管理人が「佐々木さんは生前『子どもたちにたくさん原画を見てほしい』と言っていた」と、母性小児病棟看護部の落合永美部長に画集と、佐々木さんの描いた絵がプリントされたトートバッグ10個を手渡した。
落合部長は「明るく元気が出る色合いの絵ばかり。大事に活用させてもらう」と感謝した。
併せて、今月末まで原画4点を小児病棟に飾り、子どもたちに楽しんでもらう計画という。
(平井優香)