地方新聞46紙と共同通信が運営する「第12回地域再生大賞―未来へつなぐ、みんなで」の各賞が決まった。長引く新型コロナウイルス禍の中、地域を持続・発展させるたくましく、柔軟な取り組みがそろう。そして誰ひとり取り残さず人々を守り、未来へ育てる思いも。世代を超えて担い手がつながり、地域の誇りを引き継ぐ動きは、着実に全国に広がっている。
第12回地域再生大賞の審査は50団体の書類審査、現地視察やリモートでの聞き取りを実施、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の視点も念頭に進められた。大賞「河原部社(かわらべしゃ)」(山梨県韮崎市)は、街の中心に自主的な活動ができる中高生の居場所を設け、平成生まれのスタッフがサポート...











