第九章 茜唄(十七)
「静かな波よ」
と、知盛はまた独り言のように零した。
明日の天候は晴れであろう。荒れれば別の策を取るかもしれないが、晴れならば義経は船団を率いて...
第九章 茜唄(十七)
「静かな波よ」
と、知盛はまた独り言のように零した。
明日の天候は晴れであろう。荒れれば別の策を取るかもしれないが、晴れならば義経は船団を率いて...
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