見ごろを迎えた色とりどりのチューリップ=出雲市斐川町今在家
見ごろを迎えた色とりどりのチューリップ=出雲市斐川町今在家

 出雲市斐川町今在家の農地で、チューリップが見頃を迎えている。黄、オレンジ、紫、白、桃色などの花がじゅうたんのように咲き誇り、田園地帯を彩っている。

 チューリップは、同所の農業、北村一夫さん(66)が80アールで栽培。黄色の「ビッグスマイル」、オレンジ色の「オレンジエンペラー」、赤色の「オックスフォード」など30種類計25万個の球根を昨年11月中旬に植え、昨年同様3月20日ごろから咲き始めた。

 最も広い65アールの農地周辺には、こいのぼりも設けられ、鮮やかな花畑の中で写真撮影をする人の姿もあった。

 見頃は11日ごろまでといい、北村さんは「コロナ禍の中、来て見てもらって癒やしにつながればうれしい」と話している。 (松本稔史)