【松江】写真愛好家、岡敏文さん(69)=松江市西川津町=の作品展が、松江市東朝日町の中電ふれあいホールで始まった。中国地方の四季折々の風景を切り取った33点が、来場者を楽しませている。14日まで。
45年前に写真を始めた岡さんは2011年から毎日、ブログに撮影した写真を投稿し、公開した写真は3800枚を超える。
7回目となる作品展は、松江市鹿島町の朝日山(標高342メートル)の頂上から撮影した朝日や、兵庫県新温泉町の浜坂海岸に咲くヒルガオ、鳥取県琴浦町の甲ケ山(同1338メートル)からの紅葉を写した作品が並ぶ。
鳥取県三朝町の小鹿渓で昨夏撮影した高山植物の「九蓋草(くがいそう)」は、かれんな姿を印象的に切り取り、来場者の目を引いた。岡さんは「一枚の写真から想像できる世界観を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。
(坂上晴香)