明治神宮大会覇者の大阪桐蔭は投打に充実している。打線はチーム打率4割5厘を誇る。1試合の平均得点は9・3。15試合で計17本塁打と破壊力がある。サウスポーの前田が軸になる投手陣は、1試合の平均失点が1・6と安定感は抜群だ。

 東北大会王者で、注目の大型スラッガー、佐々木を擁する花巻東(岩手)は14本塁打と打線が強力。犠打飛は最多の43を数える。1試合平均得点は10・5で出場校中、唯一の10点...