島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 鳥取県は25日、新たに180人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根県は86人が新規感染し、いずれも24日確認。米子市内の高齢者福祉施設と認定こども園、出雲市内の市立小学校、浜田市内の高齢者福祉施設の計4件のクラスター(感染者集団)が発生した。

 鳥取県の保健所管内別は鳥取88人、米子61人、倉吉31人。24日までに、クラスターとなった高齢者福祉施設で計10人、認定こども園で計16人が感染。いずれも関係者と連絡が取れており、施設名は公表しない。

 県庁本庁舎、倉吉市役所、湯梨浜町役場、鳥取署、鳥取刑務所で感染を確認したものの業務に影響はない。鳥取市の白兎養護学校、鳥取商業高校、小学校3校と中学校1校、認可保育施設3カ所、湯梨浜町の東郷小、琴浦町のやばせこども園で感染が判明し、休校、休園などの対応をとった。

 島根県の居住地別は松江市27人、出雲市21人、安来市11人、雲南市10人、浜田市6人、邑南町5人、江津市3人、益田市1人、県外2人。24日までに、クラスターとなった出雲市内の小学校で計5人、浜田市内の高齢者福祉施設で計6人が感染。小学校は休校した。

 出雲市内の市立幼稚園1カ所、安来市の市立中1校、雲南市の市立児童福祉施設1カ所が、感染確認により休園や学級閉鎖などとなった。中国電力島根原発の協力会社社員1人が感染。県内82例目のクラスターとして22日に公表した松江市内の学校で1人の感染が判明し、関連の感染者は41人となった。

 一方、島根県は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪の5都府県在住で基礎疾患のある県出身者が一時帰県する際の宿泊費の半額を、1泊5千円を上限に助成する制度について、申込期間を3月15日まで、宿泊可能期間を3月28日までそれぞれ延長すると発表した。

 県内の累計感染者数は島根6109人、鳥取6323人。25日午前0時時点の確保病床の使用率は島根(368床)23・6%、鳥取(350床)25・4%。宿泊療養は島根27人、鳥取146人。自宅療養は島根425人、鳥取775人。重症者は島根0人、鳥取2人。
 (藤井俊行、佐々木一全)