独自のプログラムで制作したアプリやロボットなどの出来栄えを競う「2021年度全国選抜小学生プログラミング大会」の全国大会が6日、オンラインで開かれた。島根県代表の驛場乙葉さん(12)=邑南町立瑞穂小6年=、鳥取県代表の森凪さん(12)=米子市立彦名小6年=、森然さん(9)=同3年=の組は、ともに「みんなのみらい賞」で、上位入賞は逃した。

 グランプリは鹿児島県代表の小田原叶和さん(鹿児島大付属小5年)。伝統工芸品・大島紬(つむぎ)の歴史や工程を紹介するアプリを作った。

 天才プログラマーとして知られる台湾の唐鳳(オードリー・タン)政務委員が動画メッセージを寄せ「アイデアさえあれば誰でもプログラミングを活用して身近な課題を解決し、社会に貢献できる」と激励した。

 共同通信社と山陰中央新報社などでつくる全国新聞社事業協議会が主催し、今回のテーマは「みんなのみらい」。全国927組の応募があり、地方大会を経て37組が全国大会に進んだ。

 結果は大会ホームページに載る。アドレスは https://zsjk.jp/