【第36戦・島根ー琉球】第3クオーター、島根のペリン・ビュフォード(右)が3点シュートを放つ=松江市総合体育館
【第36戦・島根ー琉球】第3クオーター、島根のペリン・ビュフォード(右)が3点シュートを放つ=松江市総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)西地区2位の島根スサノオマジックが11日、ホームの松江市総合体育館で第36戦を行い、西地区首位の琉球ゴールデンキングスを87ー76で破った。通算27勝9敗とし、西地区順位は2位。

 島根はリード・トラビスと金丸晃輔が欠場したが、ペリン・ビュフォード、安藤誓哉、ニック・ケイ、ウィリアムス・ニカが2桁得点。B1記録を更新し続けていた琉球の連勝を20で止めた。ビュフォードは第35戦に続いて30得点以上を奪い、勝利に貢献した。

 琉球との第37戦は12日午後7時5分から同体育館である。
 (三浦純一、景山達登)

撮れたて写真特集 琉球を止めた青き戦士たち

◇第36戦(11日・松江市総合体育館、1662人)
島  根 87 14ー15 76 琉  球
27勝9敗   23ー16  30勝4敗
        34ー17
        16ー28

 【評】島根は第3クオーターに34得点して大きく流れを引き寄せ、粘る琉球を振り切った。

 第1クオーターは、開始から約4分間得点できなかったが、安藤やケイの3点シュートなどで1点差に追い上げた。内外の攻撃が機能した第2クオーターは白濱や阿部らが3点シュート4本を決めて優位に立ち、37ー31で前半を終えた。

 第3クオーターは17得点のビュフォードの活躍で一気に点差を広げた。第4クオーターは、ケイや白濱をファウルアウトで欠く中、琉球のインサイドを中心にした攻めで点差を縮められたが、逃げ切った。

 守備ではダブルチームを織り交ぜ、厳しいマークを徹底。第1~3クオーターの失点を10点台に抑えた。