島根、鳥取両県は20日、それぞれ60人、75人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも19日確認分。松江市内の学校と鳥取署でクラスター(感染者集団)が発生した。
島根の居住地別は松江市43人、出雲市5人、安来市3人、浜田、益田、雲南の3市で各2人、津和野町1人、県外2人。県内129例目のクラスターとなった松江市内の学校では、19日までに計6人が感染した。
出雲市役所で職員1人の感染が確認されたが業務に支障はない。
鳥取の保健所別は鳥取市43人、米子市25人、倉吉市7人。県内100例目のクラスターの鳥取署では、警察職員7人と留置者3人の計10人の感染が19日までに確認された。県警によると、必要な体制は維持できるという。
県立中央病院で1人の感染も確認されたが業務に支障はない。
島根県は20日までに確保病床数を3床増の371床とした。
累計感染者数は島根8317人、鳥取8463人。20日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)18・3%、鳥取(350床)12・9%。宿泊療養は島根53人、鳥取45人。自宅療養は島根637人、鳥取516人。重症者は島根1人、鳥取はゼロ。