色鮮やかなイチゴ料理を楽しむ来場者=松江市玉湯町湯町、玉造国際ホテル
色鮮やかなイチゴ料理を楽しむ来場者=松江市玉湯町湯町、玉造国際ホテル

 【松江】島根県産のイチゴを用いた料理やスイーツをビュッフェ形式で楽しめる「4種のいちごフェア」が20日、玉造国際ホテル(松江市玉湯町湯町)のレストランで始まった。ケーキや大福などイチゴの食味や鮮やかな色彩を生かした和洋のメニューをそろえ、来場者が満喫した。

 昨年4月に初開催し、13日間で1500人を集めた人気企画。今年はスイーツを中心にメニューを約30種に増やした。ショートケーキやムース、大福など定番スイーツに加え、「イチゴとサーモンのちらし寿司」のような意外な組み合わせの料理も並ぶ。「紅ほっぺ」など安来・松江市産のイチゴを使った。

 来場者は華やかなイチゴ料理に歓声を上げ、手にした皿に次々と料理を盛り付けた。家族と訪れた会社員の田中詩音さん(25)=出雲市西林木町=は「メニューが豊富で選ぶのが楽しい。イチゴのいろいろな食べ方を知ることができた」と話した。

 会場の40卓はすぐに埋まり、盛合〓(隆の生の上に一)也副支配人は「20、21日用にイチゴ30キロを仕入れたが追加が必要かもしれない」と盛況ぶりに目を細めた。フェアはランチ時間限定で、4月10日までは日曜・祝日に開催。4月16日~5月8日は毎日行う。70分間で13歳以上が2千円、4~12歳が800円。3歳以下は無料。予約優先のため事前の問い合わせを推奨している。電話0852(62)0531。

  (部田寛孝)