島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根、鳥取両県は26日、それぞれ111人、77人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根では医療機関に入院中の患者1人が死亡し、県内の死者数は10人となった。また、浜田保健所管内の児童福祉施設でクラスター(集団感染)が発生した。いずれも25日確認分。

 島根県の居住地別は松江市55人、浜田市17人、出雲市12人、益田市9人、安来市と雲南市が各4人、大田市、奥出雲町、美郷町が各2人、江津市、飯南町、吉賀町、県外が各1人。

 浜田保健所管内の児童福祉施設のクラスターは25日までの検査で職員と利用者6人の感染を確認した。接触者は把握できており、施設名は公表しない。

 安来署で勤務する窓口対応職員の1人が感染。出雲市の放課後児童クラブの関係者の感染も確認され、当面の間、臨時休所する。

 鳥取県の保健所別は、鳥取市29人、米子27人、倉吉21人。

 湯梨浜町宇谷の町立わかばこども園の関係者1人の感染が確認され、28日まで臨時休園する。
 累計感染者数は島根8796人、鳥取8987人。26日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)17・0%、鳥取(350床)13・1%。宿泊療養は島根37人、鳥取135人。自宅療養は島根460人、鳥取452人。重症者は両県ともにいない。
      (片山皓平)