島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根、鳥取両県が27日、それぞれ103人、70人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも26日確認分。松江市内の放課後児童クラブと鳥取市内の医療機関でクラスター(感染者集団)が発生した。

 島根県の居住地別は、松江市46人、浜田市18人、出雲市10人、大田市8人、江津市と雲南市が各5人、益田市と安来市が各4人、奥出雲町、吉賀町、県外が各1人。

 松江市の放課後児童クラブのクラスターは、26日までの検査で8人の感染を確認した。島根県警では本部所属の2人と県西部の警察署所属の1人が感染した。

 鳥取県の保健所管内別は、米子31人、鳥取市22人、倉吉17人。鳥取市内の医療機関のクラスターは26日までに患者6人、職員3人の感染を確認した。拡大する可能性は低いとみて、診療は通常通り続ける。

 累計感染者数は、島根8899人、鳥取9057人。27日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)17・5%、鳥取(350床)14・9%。宿泊療養は島根35人、鳥取143人。自宅療養は島根465人、鳥取496人。重症者は両県ともにいない。