議会を傍聴する議場で市民が自由に意見を発表できる「一日議会」が7月、浜田市議会である。市政への参加意欲を高めてもらおうと、市議会が初めて企画した。
全議員が出席した場で市民が1人5分の持ち時間で普段考えている意見や要望を話す。浜田市民のほか市内に在勤、在学する人も参加可能。年齢制限はなく未成年でも意見を発表することができる。
初回の7月11日は、午後2時から2時間開く。発言者の定員は10人で、応募多数の場合は抽選となる。傍聴することは可能。
市民から出た意見を聞きっぱなしにせず、扱いを全員協議会で協議するのが特徴。対応結果は本人に伝える。継続的に実施する計画という。
市議会広報広聴委員会の三浦大紀委員長は「まずは市民に議場へ足を運んでもらいたい。取り組みを通じて市議会が広聴のスタンスを持っていることが伝わるといい」と話した。
初回の登壇希望者は、市議会ホームページなどから申込書を入手し、メールやファクス、郵送、持参で市議会事務局に提出する。6月9日必着。
問い合わせは同事務局、電話0855(25)9800。(勝部浩文)











