ボクシング日本ライト級1位の三代大訓=松江市出身、ワタナベ=の次戦が、5月11日にオーストラリアのニューカッスルで行われることが決まった。昨年12月以来、約5カ月ぶりの公式戦。対戦相手はフランシス・チュア(オーストラリア)で、ライト級ノンタイトル8回戦に臨む。
三代は通算12戦11勝(4KO)1分けで、国際ボクシング連盟(IBF)、世界ボクシング機構(WBO)の世界ランキングがともに13位。「今後は海外での試合が増えると思うが、今回はその第一歩。勝つのはもちろん、いい内容で試合を終えたい。日本では味わえない経験をしてさらに強くなりたい」と意気込んだ。対戦するチュアは通算8勝(3KO)2敗1分け。
三代は2017年3月にプロデビュー。18年6月には東洋太平洋(OPBF)スーパーフェザー級王座に輝き、4度の防衛に成功。ライト級では、20年12月と昨年12月の試合でともに勝っている。 (景山達登)
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