理系新学部の設置を進める島根大(服部泰直学長、本部・松江市西川津町)が大学ロゴマークを20年ぶりに新調する。18日に応募作品の1次選考会があり、候補作品として4点程度を絞った。今後、学内の投票を経て、来年4月に公表する。
現在のロゴマークは2003年に、島根大と島根医科大(現島根大医学部)が統合した際に作成した。来年は統合20周年を迎えるとともに、新学部も設ける節目になることから、ロゴマークを新調することにした。
2~4月に公募したところ、全国各地のデザイナーなどから469点が寄せられた。
18日は学内で、服部学長ら学内委員と松江市の上定昭仁市長ら学外有識者による審査員8人が目を引いた作品に付箋を貼り、3段階の選考で4点程度まで絞り込んだ。今後、候補作品の商標を確認した上で2次選考として学生や教員、OBの投票を行って1点を決め、来年度からの運用を見込む。
審査を務めた小谷充学長特別補佐は「節目を迎えて、チャレンジしていくこれからの島根大にふさわしいロゴを選びたい」と話した。
(中島諒)