本紙を暮らしに役立てるための「大人の新聞教室」が21日、浜田市紺屋町の町商店街であり、18人が山陰中央新報しんぶん学聞館の担当者から新聞の効率的な読み方や、脳を刺激するゲームのやり方を教わった。
担当者は、記事は大事な内容が先に書かれていることや、ニュースの価値が一目で分かるレイアウトの工夫など新聞の特徴を紹介。この特徴を押さえるだけで短い時間にニュースを把握でき、報告書や日記を書くときにも応用できると説明した。
一つの段落に1~10の数字がいくつあるか探すクイズに挑戦したほか、新聞紙を指先で細長く裂くといった認知症予防につながる活動も体験した。
近くの渡辺良子さん(87)は「長年愛読しているが、生かすこつを改めて知れてよかった」と話した。
教室は市内の60~90代女性でつくる高齢者サロン「藍のつどい」が開いた。
(中村成美)
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大人の新聞教室は無料。問い合わせは編集局読者室、電話0852(32)3414(平日のみ)。