27日付の山陰中央新報を囲み談笑する参加者=浜田市金城町小国、小国まちづくりセンター
27日付の山陰中央新報を囲み談笑する参加者=浜田市金城町小国、小国まちづくりセンター

 山陰中央新報を暮らしに役立ててもらう「大人の新聞教室」が27日、浜田市金城町小国の小国まちづくりセンターであり、近隣の7人が記事の流れを教わり、読む楽しさに触れた。

 山陰中央新報社西部本社(浜田市竹迫町)の板垣敏郎報道本部長が講師となり、記事は起承転結ではなく、重要な内容ほど先に盛り込む「逆三角形」を意識して書くと説明。「結論を早く示し、読者を待たせない発想がある」と話した。

 活字で新しい知識・情報を得る大切さを述べ、「張りのある日常生活につなげてほしい」と呼びかけた。

 参加した近くの山岡幸子さん(88)は「20年ぐらい1人暮らしで、新聞を読む時が一日の中で最も幸せ。楽しい話をありがとう」と笑顔だった。

 大人の新聞教室の問い合わせは編集局読者室、電話0852(32)3414(平日のみ)。