球筋を想定しながらティーイングエリアの位置を入念に検討する佐伯三貴プロ(右)ら=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ6番ホール
球筋を想定しながらティーイングエリアの位置を入念に検討する佐伯三貴プロ(右)ら=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ6番ホール
球筋を想定しながらティーイングエリアの位置を入念に検討する佐伯三貴プロ(右)ら=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ6番ホール

 8月に開催される日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)主催のステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」(山陰中央新報社共催)に向け、協会の競技委員らが28日、会場となる鳥取県伯耆町丸山の大山平原ゴルフクラブを視察した。ティーの位置を確認し、コースの総距離などを決めた。

 川西栄子競技委員長、コースセッティング担当の佐伯三貴プロらが早朝にコース入りし、ホールごとに使用するティーイングエリアやグリーン位置、バンカーの状態などをチェック。山陰中央新報社やゴルフ場のスタッフを交えて、運営面の打ち合わせも行った。

 コースの総距離は昨年と同じ6513ヤード、パー72に決定。通常営業時のアウト、インとは逆のスタート設定とする。初めてセッティングを担当する佐伯プロは「アップダウンや要所要所にバンカーがあって、ピン位置次第でいくらでも難しくできるコース。レギュラーツアーで活躍する選手を育てるため、安易に刻もうと思わせないセッティングを心がけたい」と話した。

 大会は8月24日から3日間、開かれる。選手108人が出場し、予選2ラウンドの上位50位タイまでが最終日の決勝ラウンドに進み優勝を競う。賞金総額2千万円、優勝賞金360万円。8月27日には、大会協賛企業・団体の代表と女子プロが一緒にラウンドするプロアマ大会がある。

 (藤井満弘)