新装したロビーで10日の営業再開に備えて打ち合わせをするスタッフ=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ
新装したロビーで10日の営業再開に備えて打ち合わせをするスタッフ=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ
新装したロビーで10日の営業再開に備えて打ち合わせをするスタッフ=鳥取県伯耆町丸山、大山平原ゴルフクラブ

 雪解けとともに鳥取県の大山(1729メートル)周辺にあるゴルフ場が順次、営業再開時期を迎え、冬山に春の訪れが近づいた。8月に開かれる女子プロゴルフのステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」の会場、大山平原ゴルフクラブ(伯耆町丸山)では雪によるクローズ期間を利用した施設改修が終わり、10日に新シーズンをスタートする。 (藤井満弘)

 大山の麓に広がる同コースは、暖冬の年でも積雪で2カ月余りの閉鎖を余儀なくされる。この冬は改修工事のため昨年12月6日に約3カ月の冬季休業に入ったが、積雪が例年並みに多かったこともあり、コースの雪解けと改修完了が符合する形になった。

 1976年の開業以来、本格的な施設改修は初といい、クラブハウスの玄関、ロビー、フロントなどの内外装を新たにしたほか、4番ホールに架かる橋、11番ホールなど3ホール分のカート道の補修も施した。10日には約20組の予約が入っており、石〓(崎の大が立の下の横棒なし)博一副支配人は「女子プロはもとより、メンバー、ゲストに気持ちよく来場してもらえる環境が整った」と胸を張る。

 日本女子プロゴルフ協会が主催、山陰中央新報社が共催して2回目となる「山陰ご縁むす美レディース」は8月24~26日、108選手が出場して開かれる。