島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が16日、99人、74人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも15日確認分。松江市立の学校と出雲市立小学校、浜田保健所管内の事業所で計3件のクラスター(感染者集団)が発生した。

 島根県の居住地別の内訳は、松江市35人、出雲市33人、雲南市8人、浜田市6人、江津市4人、大田市、安来市、川本町、邑南町各3人、県外1人。新たなクラスターは15日までに、3件で各7人の感染を確認。接触者は把握しており、名称は公表しない。クラスターの累計は248件。

 松江市では15日までにクラスターを含め市立の小中学校計6校で関係者13人の感染が判明。それぞれ最長で20日まで一部学級を閉鎖する。浜田市立の小学校1校と中学校1校が16日のみ一部学年と学級を閉鎖。出雲市の市立小学校1校が当面の間、一部学年閉鎖となった。中国電力島根原発に勤務する社員1人と三隅発電所の協力会社の社員1人も感染した。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市35人、米子27人、倉吉12人。

 感染確認を受け米子市の富益保育園、鳥取市の鳥取東高、湖山西小、認可保育施設1施設、湯梨浜町の羽合小が、休校や学年閉鎖など。16日に同町のはわいこども園で感染が判明したが濃厚接触者がおらず、17日以降も通常通り開園する。

 13日に鳥取地検の司法修習生1人が感染確認。同日に国土交通省日野川河川事務所で1人、13~14日に米子市福祉保健総合センターふれあいの里で計3人、15日に県西部総合事務所で1人、16日に日南町役場で1人、それぞれ職員の感染が判明したが、いずれも業務に支障はない。

 累計感染者数は島根1万5676人、鳥取1万3760人。16日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)13・5%、鳥取(350床)19・7%。宿泊療養者数は島根59人、鳥取148人。自宅療養者数は島根955人、鳥取681人。重症者は両県ともいない。
 (佐々木一全、岸本久瑠人)