田植えばやしを披露する島田真礼さん(左から4人目)と利華さん(同5人目)=江津市跡市町、旧跡市小学校校庭
田植えばやしを披露する島田真礼さん(左から4人目)と利華さん(同5人目)=江津市跡市町、旧跡市小学校校庭

 江津市跡市地区の伝統行事「花田植え」のおはやしを5日、子どもたちが住民に披露した。練習に励んだが、過去2年間は新型コロナウイルス禍で発表の場がなかっただけに、演じ終えると充実感をにじませた。

 おはやしは江戸時代から受け継がれる。太鼓や笛を奏でて田植え歌を歌うことで豊作を願うほか、共同作業の効率を高めようとしたのが始まりとされる。

 青陵中学校1年の島田真礼さん(12)と妹で津宮小学校4年の利華さん(9)らは、5月から計4回、跡市田植えばやし保存会(島田博会長)のメンバーから手ほどきを受けた。旧跡市小学校の校庭で保存会会員12人とともに田植えの神を迎え入れる「三枝様(さんばいむかえ)」など3演目を披露。島田さんは「たくさんの人に練習の成果を見てもらえてうれしい。来年は田んぼのそばで田植えばやしをしたい」と話した。

 跡市地区では例年この時期に「跡市地区花田植え」をするが、2020年以降は感染症予防のため、中止した。