釣り人(中央)にチラシを渡してマナーアップの協力を呼びかける高津川漁業協同組合員と益田署員=益田市横田町
釣り人(中央)にチラシを渡してマナーアップの協力を呼びかける高津川漁業協同組合員と益田署員=益田市横田町

 アユ釣りシーズンを迎え釣り客が増える中、高津川漁業協同組合(益田市神田町)の組合員らが17日、高津川、匹見川の河岸をパトロールし、駐車違反やごみのポイ捨てをしないようマナー向上を呼びかけた。

 同漁協と益田署、川を管理する国土交通省浜田河川国道事務所高津出張所が実施。

 5月28日のアユ釣り解禁後、迷惑駐車、不法投棄、橋や道路の上からの釣りに対し付近の住民から苦情があり、この日は高津川や匹見川の川岸約8キロを、5台の車列で走行し、マイクで「迷惑駐車はやめましょう」「橋や道路からの仕掛け釣りはやめましょう」とアナウンス。釣り人にはチラシを手渡し、協力を求めた。

 高津川で50年以上釣りをしている益田市東町の舛山清人さん(69)は、マナー違反は特に県外から来る人に多いとし「空き缶のポイ捨てを見かけたら注意している」と話した。

 (藤本ちあき)