島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が23日、それぞれ128人、54人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根県は5月21日以来の3桁台の感染確認。出雲市在住者が6割弱の74人を占めた。浜田保健所管内の医療機関で新たなクラスター(感染者集団)が発生した。いずれも22日確認分。

 島根県で、ほかの居住地別の内訳は、松江市29人、浜田市8人、雲南市7人、益田市、大田市各3人、江津市2人、奥出雲町1人、県外1人。

 クラスターが発生した浜田保健所管内の医療機関では22日までに職員、患者計5人が感染。接触者は把握できており通常通り診療を続ける。県内のクラスターは累計278件となった。

 出雲市の市役所本庁舎では職員1人が感染。感染の恐れのある接触者はいなかったため業務に支障はないとしている。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市29人、米子23人、倉吉2人。

 米子市役所本庁舎2階に勤務する職員1人の陽性も確認されたが、職場に濃厚接触者はおらず業務は通常通り。関係者の陽性判明を受けて米子市の福米東、福米西、義方、河崎の小学校4校で、一部学級を休みとした。

 23日には鳥取市役所本庁舎2階に勤務する職員1人の陽性が確認された。職場内の濃厚接触者の有無は調査中。関連する職員は自宅待機とし、別の職員で通常業務を続ける。

 累計感染者数は島根1万8046人、鳥取1万6057人。23日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)が13・7%、鳥取(350床)は3・4%。宿泊療養は島根23人、鳥取44人、自宅療養は島根318人、鳥取243人。両県とも重症者はいない。
 (佐々木一全、藤井俊行)