島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が24日、それぞれ125人、47人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ともに23日確認分。感染拡大が目立つ出雲市内では飲食店で新たなクラスター(感染者集団)が確認された。島根県は変異株「オミクロン株」の派生型「BA・5」に感染した検体が、6月中旬以降16件確認されたことも明らかにした。BA・5の感染は累計20件となった。

 島根県の居住地別の内訳は、出雲市73人、松江市38人、浜田市、安来市、江津市各4人、益田市、大田市各1人。

 クラスターが発生した出雲市内の飲食店は、23日までに関係者16人の感染を確認。接触者は把握済みのため、店名は公表しない。県内のクラスターは累計279件となった。

 出雲市立幼稚園1園が感染確認に伴い、24日から26日まで休園。中国電力島根原子力発電所に勤務する社員1人も感染したが、業務に支障ないという。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市23人、米子18人、倉吉6人。

 倉吉市の県立厚生病院で職員1人の陽性が確認された。21日の職員、入院患者の感染判明後、病院の独自検査で同じフロアの約120人は陰性だったが、うち1人が保健所の検査で陽性となった。外来診療は通常通り続けている。

 鳥取市水道局南地域水道事務所は職員1人の陽性を確認したが、職場内に濃厚接触者はおらず通常通り業務。米子簡裁でも非常勤職員1人の陽性が確認されたが。業務に影響はないという。関係者の陽性確認を受けて米子市の義方小学校で一部学級を休みとした。

 24日には米子市の淀江どんぐりこども園で関係者1人の陽性が判明し、25日は休園する。

 累計感染者数は島根1万8171人、鳥取1万6104人。24日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)が14・8%、鳥取(350床)が4・6%。宿泊療養は島根31人、鳥取47人、自宅療養は島根395人、鳥取282人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。
 (佐々木一全、藤井俊行)