作家の村上春樹さんが、敬愛する米作家フィッツジェラルド(1896~1940年)の遺作を翻訳、刊行した。未完の長編「最後の大君」(中央公論新社)だ。「不思議な作品。未完だから可能性が残っていて、訳しながらそれが自分の中で膨らんでいった。わくわく感がまだ残っている」と語る。
物語の舞台は、世界恐慌の記憶が残り、共産主義が影...
作家の村上春樹さんが、敬愛する米作家フィッツジェラルド(1896~1940年)の遺作を翻訳、刊行した。未完の長編「最後の大君」(中央公論新社)だ。「不思議な作品。未完だから可能性が残っていて、訳しながらそれが自分の中で膨らんでいった。わくわく感がまだ残っている」と語る。
物語の舞台は、世界恐慌の記憶が残り、共産主義が影...
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