北海道と四国では、人口減少やモータリゼーションの進展を背景に、鉄道の存在感が年々薄れています。限られた人材と資金の中で、ダイヤを「変える」ことは何を意味し、「変えない」判断はどこまで合理的なのでしょうか。2026年春のJRダイヤ改正をめぐり、編集部は北海道と四国を題材に、鉄道の現実と可能性について阿部等さんに聞きました。

 ▽JR北海道

 Q(編集部)昨年12月にJR北海道が発表した2026年春ダイヤ改正を、一言でどう位置づけますか。

 A(阿部さん)国が国鉄改革の基本コンセプト...