発生3日目でようやく収束したKDDI(au)の大規模通信障害は、設備工事中のトラブルから障害が拡大する構図が昨年のNTTドコモのケースと重なる。しかし教訓は生かされず事態の長期化を招き、またも大きな混乱をもたらした。インターネット社会の進展で影響は幅広い分野に広がり、通信をさまざまなサービスに利用する事業者らも対応を迫られる。

 「ドコモの障害を受けて再検...