森鴎外は1922年7月9日、「観潮楼」と名付けた東京都文京区の居宅で死去した。60歳。10歳で津和野を離れ一度も帰らなかった。30歳の時に建てた観潮楼での暮らしが長い。津和野や石見(島根県西部)の人々がそれでも鴎外を敬愛するのは、遺言の一文...
私の鴎外 没後100年 読み継ぐ名作〈番外編〉 鴎外の遺言 帰郷せずとも切れぬ縁 肩書そいだ先の「石見人」
残り1089文字(全文:1210文字)
森鴎外は1922年7月9日、「観潮楼」と名付けた東京都文京区の居宅で死去した。60歳。10歳で津和野を離れ一度も帰らなかった。30歳の時に建てた観潮楼での暮らしが長い。津和野や石見(島根県西部)の人々がそれでも鴎外を敬愛するのは、遺言の一文...