浜田市の春を彩る「石州浜っ子春まつり」のパレードの撮影会が25日、同市金城町七条のふれあいジムかなぎであった。新型コロナウイルスの感染拡大で29日当日の集客イベントが中止になったことを受け、地元ケーブルテレビでの放送用に収録。さまざまなイベントの中止が続く中、まつりの雰囲気だけでも届けようと、衣装に身を包んだ市民が本番さながらの迫力で撮影に臨んだ。
春の風物詩になっている石州浜っ子春まつりは毎年4月29日に開催。江戸時代の参勤交代を再現した大名行列など市中を練り歩くパレードや、各商店街で開くイベントスペース「楽市」が繰り広げられ、市内外から大勢が訪れる。昨年は完全に中止になったが、今年は形態を変えてでも開こうと、商工団体などでつくる実行委員会がパレードを事前撮影し映像を届ける方式を考案した。
撮影会は4月中の計3日間で開き、総勢約300人が参加した。10、11の両日に県立大や市民のよさこい節チームの演舞、中学校吹奏楽部の演奏などを収録。最終日の25日はふれあいジムかなぎの運動場で、浜田青年会議所などのメンバー30人が、装飾された毛やりや挟み箱を手に大名行列の勇壮な姿を披露した。
実行委員長の遠藤祐之さん(44)=浜田市長沢町=は「市民が楽しみにしているまつりで、少しでも浜田を活気づけたい。放送日の当日は家でテークアウトの料理でも食べながら、楽しんでほしい」と視聴を呼び掛けた。
映像は、29日正午に石見ケーブルビジョンの番組やユーチューブチャンネルで放送・配信する。














