集めた御朱印を見せる徳永信太郎さん(左)と妻の信子さん=島根県津和野町後田、太皷谷稲成神社
集めた御朱印を見せる徳永信太郎さん(左)と妻の信子さん=島根県津和野町後田、太皷谷稲成神社

※森鴎外の鴎は正しくは(匡の王が品、右に鳥)

 島根県津和野町出身の文豪・森鴎外(1862~1922年)の没後100周年を記念し、鴎外の作品をイラスト化した期間限定の御朱印が、同町と山口県萩市の4寺社で授与されている。12月31日まで。
 
 森鴎外没後100周年記念・津和野駅開業100周年記念事業実行委員会(会長・池田和哉津和野町観光協会長)が近年の御朱印ブームに乗じて企画した。

 鴎外の代表作「舞姫」「山椒大夫」「高瀬舟」に加え、鴎外の長女・森茉莉のエッセー「黒猫ジュリエットの話」の4種。登場人物や象徴的な場面を描き、舞姫はブロンドのドイツ人女性エリスと主人公の太田豊太郎、高瀬舟は月夜に水面を進む小舟を配した。

 受け取れる寺社は、「舞姫」が鴎外の菩提(ぼだい)寺・永明寺(津和野町後田)、「山椒大夫」が太皷谷稲成神社(同)、「高瀬舟」が弥栄神社(同)、「黒猫|」が猫寺として知られる雲林寺(山口県萩市)で、料金は各500円。

 太皷谷稲成神社を参拝した山口県防府市の徳永信太郎さん(80)と妻の信子さん(73)は「津和野には年2、3回訪れている。今回は限定の御朱印を楽しみにして来た」と笑顔で話した。
      (青木和憲)