国立公園・大山の中国自然歩道(鳥取県大山町)で15日、猛毒のキノコ「カエンタケ」が発見された。触るだけで皮膚に炎症を起こすため、鳥取県が触れないよう登山者や散策者に注意を呼びかけている。
県西部総合事務所によると、大山町川床から大休峠方面に約200メートル進んだ歩道沿いで、巡回中の県職員が切り株に生えている9本を確認した。赤だいだい色で、人の手の指のような形をしており、大きさは1~10センチ。いずれも除去済みだが、カエンタケは枯れたナラの幹周辺で見つかることが多く、誤って食べると死に至る場合もある。











