大方が9月上旬と予想していた内閣改造・自民党役員人事が約1カ月も前倒しの形で行われた。背景には国葬への批判、物価高、コロナの感染拡大、そして旧統一教会問題などによって急速に低下した内閣支持率を回復させる狙いもあったように見える。国民の関心を都合の悪い問題からそらすため、新たな「ビッグイベント」を仕かけ...