チョウのモチーフで知られる日本の国際的ファッションデザイナーの草分け的存在で、文化勲章受章者の森英恵(もり・はなえ)さんが11日、東京都内の自宅で死去した。96歳。島根県吉賀町の旧六日市町出身。故郷・島根県との関わりを写真で振り返る。

 

森英恵さんがデザインした松江しんじ湖温泉のロゴマーク
出雲大社で 森英恵さんがデザインした装束で胡蝶の精を演じる観世清和さん(2003年10月)
オートクチュールの世界展で、自作のドレスについて解説する森英恵さん。左は澄川喜一センター長(2006年7月)
企画展「森英恵手で創る」の開幕を前に、着付けなど展示準備に追われる森英恵事務所スタッフら(2007年4月)
島根県出身のデザイナー、森英恵さんの代表作品を一堂に集め、華やかに開幕した展覧会会場=益田市有明町、グラントワ(2007年4月)
ふるさと・島根で開幕した展覧会への思いを語る森英恵さん=益田市有明町、グラントワ(20007年4月)
森英恵展で、鑑賞者の目を引いた美空ひばりさんの舞台衣装(2007年4月)
森英恵さんの衣装を身にまとい、「胡蝶」の舞を演じる観世清和さん=益田市有明町、グラントワ(2007年5月)
母校の六日市小で児童と一緒に給食を食べる森英恵さん(左から2人目)=島根県吉賀町(2007年5月)
華やかな森英恵氏のドレスなど、花にまつわる名品を集めた企画展「花とともに」の内覧会(2010年4月)
壁面に飾り付けられる森英恵さんデザインのタペストリー=六日市町有飯、むいかいち温泉ゆ・ら・ら(2001年2月)
2012年3月に島根県を訪れて講演。講演後に会見に応じる森英恵さん=松江市袖師町、島根県立美術館
2012年3月に島根県を訪れて講演。講演後に会見に応じる森英恵さん=松江市袖師町、島根県立美術館
2012年3月に島根県を訪れて講演する森英恵さん=松江市袖師町、島根県立美術館
オペラ「夕鶴」公演に臨むプリマドンナの佐藤しのぶさん(左から2人目)と森英恵さん(右から2人目)、澄川喜一島根県芸術文化センター長(右)(2013年12月)
彫刻家の澄川喜一氏(左)と対談するファッションデザイナーの森英恵氏=益田市有明町、グラントワ(2014年2月)
島根の文化振興願い、「森英恵ファッション文化財団」から9725万円の寄付金の目録を手渡す森英恵氏(右)=東京・虎ノ門、ホテルオークラ東京
溝口善兵衛県知事(左)から贈られた島根県功労者表彰の表彰状を手にする森英恵さん(2015年4月)
グラントワで開催された企画展「森英恵 仕事とスタイル」の内覧会で展示に見入る来場者(2015年4月)
生家跡のフラワーガーデンで町民と話す森英恵さん(吉賀町六日市、2007年5月8日)
島根県功労者表彰で、溝口善兵衛知事(左)から花束を受け取った森英恵さん(2015年4月)
自身がデザインした夏服を着た美術館アテンダント(右)とともに、新制服について説明する森英恵さん。左は冬服(2015年6月)