島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が5日、それぞれ258人、245人が新型コロナウイルスに新たに感染したと発表した。4日確認分。1日当たりの感染数が300人を下回ったのは島根が6月28日以来、鳥取が7月17日以来。鳥取でクラスター(感染者集団)が1件発生した。

 島根県の居住地別の内訳は松江市82人、出雲市69人、安来市19人、浜田市18人、益田市、江津市各16人、雲南市13人、隠岐の島町7人、大田市5人、飯南町、邑南町各2人、奥出雲町、川本町、津和野町、吉賀町各1人、県外2人、調査中3人。出雲市立小学校2校が、それぞれ関係者の感染に伴い5日から当面の間、一部学級閉鎖とする。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市108人、米子90人、倉吉47人。クラスターがあったのは米子市の保育所で、2~3日に関係者計10人の感染が確認された。県内の累計は395件となった。鳥取市の保育施設1カ所が関係者の感染確認を受けて休園した。

 島根県で1人、鳥取市で8人の公表済み感染者の取り下げがあった。累計感染者数は島根県7万3063人、鳥取県5万6128人。5日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)が36・7%、鳥取(351床)が41・9%。宿泊療養は島根31人、鳥取77人。自宅療養は島根6089人で、鳥取は全数把握をしていない。重症者は島根、鳥取各3人。