島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が１７日、それぞれ１０９人、６７人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１６日確認分。鳥取で１１日発表分以来６日ぶりに新規感染者数が１００人を切ったが、入院中だった４０代１人が死亡し、累計死者数が８３人となった。クラスター（感染者集団）が島根、鳥取でともに４件発生した。
島根県の保健所管内別の内訳は出雲２９人、浜田２８人、松江２２人、県央１１人、益田１３人、雲南６人。クラスターは松江市の保育施設５人、出雲市の高齢者福祉施設１０人、児童福祉施設１９人、益田保健所管内の高齢者福祉施設７人で、県内の累計は６６１件となった。
関係者の感染確認に伴い浜田市立小学校で１７～２０日は学年閉鎖、雲南市立小学校で１８～２１日は学年閉鎖となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市４０人、米子１７人、倉吉１０人。クラスターは西伯郡の社会福祉施設１０人、岩美町の高齢者福祉施設９人、東伯郡の高齢者福祉施設９人、八頭高校８人で、県内の累計４６２件。関係者の感染で鳥取市の東、南両中学校で学級閉鎖となった。
累計感染者数は島根８万５９８５人、鳥取６万５５７９人。確保病床使用率は島根（３７１床）が９・２％、鳥取（３５１床）は１４・８％。宿泊療養は島根６人、鳥取１７人。重症者は両県ともいない。
