棚田オーナー制度に取り組む島根県邑南町上田地区の農業体験交流施設「龍王塾」でこのほど、収穫祭があった。町内外の棚田オーナー約80人が、棚田で収穫されたコシヒカリの新米を受け取り、炊きたてのご飯を味わって農村の恵みを堪能した。
上田、平佐両集落の若手でつくる棚田保存会は、棚田の保全と地区外との交流を目的に1998年に制度を導入した。棚田1区画(約1アール)3万9千円でオーナーになり田植えや稲刈りを体験し、収穫した米を受け取ることができる。
今年は広島市を中心に広島県福山、呉両市など町内外の家族や友人グループら30組が計30・5区画のオーナーになった。
収穫祭でオーナーは1組当たり玄米45キロを受け取った。新米の炊き込みご飯や大根菜飯、炭火で焼いたイノシシ肉や手作りピザに舌鼓を打った。
家族4人で参加した広島市立江波小学校4年、松本哲弥君(9)は「新米は香りが良く、もちもちした食感でおいしかった」と喜んでいた。
(佐伯学)













