明治時代の1902年に境(現・境港)-御来屋(鳥取県大山町)駅間で山陰両県初の鉄道が開業してから、11月1日で120年を迎える。米子駅を経由した営業距離はわずか36・8キロ。「陸(おか)蒸気」と呼ばれた蒸気機関車が自転車並みの速さで走った。その後、時代の波に乗って鉄路は東西へ延伸。全国の鉄道網につながり、陸の孤島に近代化をもたらした。人口減少と車社会の進展で岐路に立つ鉄路の歴史を改めてひもとき、未来に...
開業120年 岐路に立つ山陰の鉄道 進む人口減 大きな転換期に
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