益田市の食材を使ったすしや料理を提供するすし店「ますだや」(内藤篤代表)が、益田市かもしま西町にオープンした。市中心部から離れた住宅地に店を構え、手頃なランチメニューも用意し、近隣住民をはじめ、幅広い集客を目指す。
島根県西部の回転すし店「すし蔵」に23年勤め、店長も長らく経験した内藤代表(46)が独立し、1人で切り盛りする。2年前から思案していた独立を形にしようと、自宅の庭に店舗を建てた。個室、カウンター6席ずつの計12席あり、車いすでも来店できるようスロープもある。
店名は「益田のものを使いたい」との思いで付けた。益田市沖の日本海で取れる大ぶりの「鴨島はまぐり」を使ったラーメンや匹見町の葉わさび、松永牛のにぎりがメニューにある。手頃さが人気のランチメニューは「日替りにぎり」と「日替り丼」で1500円(税込み)。
和装で客を迎える内藤代表は「近所の人にも気軽に寄れる店でありたい」と話す。売り上げ目標は1カ月で60万円。
定休日は水曜。営業時間は午前時半~午後1時半、午後5時~9時。貸切にも対応する。電話0856(22)2923。