大型連休中の3日夜、特に明るい流れ星「火球」とみられる現象が、島根県内で確認された。
目撃した雲南市民によると、3日午後8時ごろ、出雲市内で車を運転中に西の空で目に入ったという。車のドライブレコーダーの映像では大きな流れ星のような光の球が、強い光を放ちながら流れ落ちていった。
日原天文台(島根県津和野町枕瀬)では同時刻に行っていた天体観察会中、家族連れなど参加者約15人が「天体ショー」に遭遇し、大きな歓声が上がったという。居合わせた同天文台の斎藤和幸さん(64)は物体は火球だと指摘。「北西の空に流れ、最後に花火のように飛び散った」と振り返った。(多賀芳文)