佐々本順左衛門(左から3人目)さんから解説を聞く来館者=江津市桜江町川戸、今井美術館
佐々本順左衛門(左から3人目)さんから解説を聞く来館者=江津市桜江町川戸、今井美術館

 乾燥させた魚のうろこで動植物や文字の立体作品を制作する江津市和木町の佐々本順左衛門さん(75)が、江津市桜江町川戸の今井美術館で初の個展を開催している。12月14日まで。

 佐々本さんは1999年、浜田市内のスーパーや公設市場で働いていた際、壁に張り付いていた乾燥うろこ数枚を見て花びらが作れないかと思いついた。

 直径20センチで立体感のある藤、縦40センチ、横160センチの額縁いっぱいに咲き誇るアジサイ、高さ100センチの竹などを展示する。作品は、うろこをハサミで切り、接着剤で貼り合わせている。あえて着色せずに乳白色のうろこが持つ光沢を生かしす。家族や教室生の作品と合わせて50点が並ぶ。

 2015年に島根県民文化祭で県知事賞を受賞。近くの地域コミュニティ交流センターで教室を開く。

 浜田市西村町の会社員石崎絵利華さん(37)は「繊細で立体感があるものばかり。迫力があった」と話した。

 午前10時~午後4時。入場料は一般500円(学生、18歳未満無料)。27日と来月4日、11日には体験ワークショップがあり、事前予約が必要。問い合わせは同美術館、電話0855(92)1839。期間中は木曜日休館。
     (村上栄太郎)