体重200キロ超の巨大イノシシが鳥取県江府町内の山中で仕留められ、全国から注目が集まった。その外見から「アニメ映画に出てくる山の神様のよう」との声も上がったほど。イノシシと対峙(たいじ)した際の緊迫した雰囲気を、現場に居合わせた関係者から聞いた。
(Sデジ編集部・吉野仁士)
イノシシは体長182センチ、胴回り141センチで、推定7歳の雄。地元でジビエ解体処理施設を運営する「奥大山地美恵(じびえ)」が、町内で畑の作物を荒らすイノシシ用のわなを複数設置していて、巨大イノシシは同町大河原に設置したくくりわなにかかった。現在は解体した上で冷凍保存されたが、肉の量はぼたん鍋で200~300人分に及ぶという。
イノシシが捕らえられた記事を本紙がヤフーニュースに配信すると、コメントで「この大きさ、現実にいるんだ…」「ゲームやアニメに出てくるサイズ」と、規格外の大きさに驚く声が次々と寄せられた。中にはアニメ映画「もののけ姫」に...