乗降客に配っている缶バッジ
乗降客に配っている缶バッジ

 中国山地を走り、JR木次線とも接続するJR芸備線の利用促進を図ろうと、広島県庄原市が市内5駅の乗降客に、列車や沿線の風景をデザインした缶バッジを配布している。計1200個を準備しており、同市の担当者は「ローカル線への愛着を深めてほしい」と話している。

 バッジは一辺4センチの正方形。街中の高架や雪景色の山間部を走る列車、JR木次線が乗り入れる備後落合駅で列車が観光ボランティアガイドの見送りを受ける場面などを入れた。4種類あり、地元の写真愛好家が撮影した写真などを使った。

 備後落合、備後西城、備後庄原、小奴可、東城の同市内5駅で配布。各駅の駅員や観光ボランティアガイドに申し出るともらえる。

 なくなり次第終了。問い合わせは、庄原市市民生活課、電話0824(73)1154。

      (新藤正春)