中海・宍道湖・大山圏域を中心に山陰両県のえりすぐりの産品を一堂に集めた「山陰いいものマルシェ」が11日、安来市穂日島町の中海ふれあい公園で開かれた。30店舗が農水産品や加工食品を販売。雨にたたられて予定より早く昼過ぎで終了となったものの家族連れら約600人が訪れた。
圏域の市長会や経済協議会、JR西日本などで組織する実行委員会が主催。新型コロナウイルス禍で2020、21年は中止しており19年の松江市会場以来3年ぶり7回目の開催だった。
会場には緑色のテントが並び、安来市民のソウルフードとも言われる「鶏皮どて煮」のレトルト商品、山陰沖のサバを使った「サバサンド」などが販売された。ベニズワイガニの雑炊を扱う店や、白ネギ入り焼きそば、鳥取和牛丼を扱う店に行列ができた。
来場した情報科学高校1年の野坂明日香さん(15)は「いろんな種類の店があり、立ち止まってみたくなる。カニがおいしそうだった」と話した。
(桝井映志)













