気持ちよさそうに湯に漬かるカピバラ=米子市岡成、大山トム・ソーヤ牧場
気持ちよさそうに湯に漬かるカピバラ=米子市岡成、大山トム・ソーヤ牧場

 寒さが厳しくなった師走、米子市岡成の観光牧場「大山トム・ソーヤ牧場」で、飼育するカピバラが湯に漬かる恒例の「入浴タイム」が設けられている。目を細めながら体を温めるかわいらしい姿に来場者が癒やされている。

 カピバラは南米に生息するネズミの仲間で、寒さに弱い。牧場では、大山の地下水を使った38~41度の湯を用いて毎年入浴タイムを設けており、いずれも9歳の雄「とと丸」と雌「なごみ」の2匹が1日2回、湯を楽しんでいる。

 飼育担当の藤田紫乃さん(24)は「お湯を楽しむ姿を見てほっこりとした気持ちになってほしい」と呼びかけた。

 入浴タイムは来年3月上旬ごろまで開園日の正午と午後2時から各20分間。22、23の両日はゆず湯に漬かる。水、木曜日は休園(来年2月23日は営業)。
  (柴田広大)