着ぐるみの恐竜をハンターが追う「ティラノサウルス捕獲作戦inだいせん」が24日、鳥取県大山町大山のだいせんホワイトリゾートであった。雪上で繰り広げられるユーモラスなイベントがスキー客からも注目を集めた。
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スキー場の認知度アップを目的に、だいせんホワイトリゾートが主催。番号を付けてゲレンデを逃げる恐竜役の15人をハンター役の16人が追い、スマートフォンで撮影して交流サイト(SNS)に投稿すると「捕獲」と認められるルールで行った。
茶色や青色で口を大きく開けた恐竜が雪に苦労しながらゲレンデを走り回り、中にはスキーやリフトを使って逃げる場面も。着ぐるみがよじれる姿やハンターとの駆け引きが見物客を楽しませた。最後まで捕まらなかった「サバイバルレックス賞」や最も多く「捕獲」された「フレンドリーレックス賞」など七つの賞が贈られた。
恐竜役で参加した米子市東福原8丁目の会社員、佐伯知子さん(49)は「イベントがきっかけで6年ぶりに訪れた。非日常的でとても楽しい」と笑顔だった。だいせんホワイトリゾートの尾関雅大営業課長(48)は「スキー場のファンになってもらい、盛り上がるきっかけになればうれしい」と話した。
(坂本彩子)