島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が２４日、１３２８人、１３０７人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２３日確認分。クラスター（感染者集団）は島根で５件、鳥取で２件発生。両県で各１人の感染者が死亡し、累計死者数は島根１６７人、鳥取１４８人となった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市４５１人、出雲市３８２人、雲南市９９人、浜田市７９人、大田市６８人、安来市６３人、益田市６２人、江津市２９人、奥出雲町１９人、邑南町１２人、西ノ島町９人、吉賀町５人、隠岐の島町４人、飯南町３人、川本町２人、津和野町１人、海士町１人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が３９人だった。
クラスターは、出雲市の学校で１３人、児童福祉施設で１６人、雲南保健所管内の高齢者福祉施設で１４人、浜田保健所管内の障害者福祉施設で８人、松江市の高齢者福祉施設で１４人。県内の累計は９１０件。大田市は関係者のコロナ感染で市立保育所１カ所を２６～２８日、部分休園すると発表した。
鳥取県の保健所管内別の内訳は米子６１５人、鳥取市５０１人、倉吉１９１人。
鳥取で死亡した１人は９０代以上で別の疾患が原因。クラスターは、米子市の事業所で７人、保育所で７人。累計７０３件となった。
累計感染者数は島根１２万９４０４人、鳥取は公表済みの感染者１人を取り下げ１０万３９３６人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計３９８床）５６％、鳥取（３５１床）４４・２％。宿泊療養は島根１４人、鳥取３７人。重症者は島根３人、鳥取０人。
（青山和佳乃）
