島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が25日、ともに1001人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。24日確認分。感染者の死亡が島根で4人、鳥取で2人あり、累計死者数は島根171人、鳥取150人となった。新たなクラスター(感染者集団)が島根で7件、鳥取で6件発生した。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で、診断した医療機関の所在地別内訳は松江市376人、出雲市245人、大田市74人、雲南市69人、浜田市53人、益田市48人、安来市34人、江津市17人、奥出雲町11人、邑南町、隠岐の島町各8人、西ノ島町4人、飯南町、川本町、津和野町、吉賀町各1人。ほかに医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者50人。

 新たなクラスターは7件中6件が高齢者福祉施設で、松江市37人、県央保健所管内19人、雲南保健所管内8人、益田、出雲各保健所管内6人、浜田保健所管内5人。ほかに出雲の児童福祉施設5人。県内の累計は917件となった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は米子506人、鳥取市322人、倉吉173人。

 鳥取で死亡した2人は80代で、死因はともに別の疾患。クラスターは鳥取市の認定こども園13人、米子市の児童発達支援センター13人、岩美町の保育所9人、鳥取市の保育所9人、米子市の認定こども園7人、米子市の保育所6人で、県内の累計709件。

 累計感染者数は島根13万405人、鳥取10万4937人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計389床)が54・8%、鳥取(351床)が43・9%。宿泊療養は島根13人、鳥取38人。重症者は島根3人で、鳥取はいない。