【益田】環境教育の取り組みとして土に返る素材を使ったストラップ作り講座が7日、益田市あけぼの西町のNPO法人よつばキッズスクールであった。市内4小学校の1~4年生15人が木製のストラップ作りを通じ環境への関心を深めた。
放課後児童クラブの小学生を対象に、市地球温暖化対策地域協議会(事務局・益田市)と環境保護活動に取り組む同市のNPO法人コアラッチ(14人)が主催。
参加者はホウノキ、ケヤキ、ヒノキの3種類から好きな素材を選び、縦7センチ、横3センチの端材に紙やすりをかけた。地球や猫の形の焼き印を押し、ひもとビーズを通して結び、30分ほどでストラップを完成させた。コアラッチの常国文江理事長(60)らを講師に、森林の「水源かん養機能」や、腐った木が土の栄養分になることの説明も聞いた。
市立吉田小学校2年の岩田夏帆さん(8)は「木は環境に優しいことがよく分かった。上手に作れた」とほほ笑んだ。 (中山竜一)